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時間は有限だなと感じた日

姉のFacebookの投稿で今日が母の誕生日だと初めて気付き、慌てて子供達を集めてビデオコールをした。

危なく今年も電話し忘れるとこだった。

幸い遅い時間だったけど両親は起きてて、孫のお祝いの歌を聞けて母も嬉しそうだった。

なんの気なしに「何歳になったの?」と聞いたら

69才。

え?

本当に?

いつの間に?

確かにビデオコールで見る母も父も寒さのせいか、気持ち小さく見えて、私が子供の頃見ていた おじいちゃん。おばあちゃん。に近づいて来てる。

本当、いつの間に。

私の頭の中にはいまだ若々しかった母の姿が残っていて、今もその姿だと勝手に思い込んでいたわけで。

幸い、姉が二世帯で暮らしてくれているから余り心配はないけど、毎日一緒に暮らしている姉は私と同じように感じているんだろうか。

そんな事を感じた翌日の朝、またもFacebookで繋がっている知人の投稿で、彼女のお母様が他界されたとのポストを見つけて、さらにぐっと感じるものがあり、朝からレイニーブルーな気持ちになりました。

私が自分の両親を歳取ったんだな〜っと思ってるそばで、恐らく私の事を「もうそんな歳になったの?」とビックリする人もいるんだろう。

時間が過ぎるのはあっという間。

毎日がやっつけ仕事のように終わっていき、月曜が来たかと思うとすぐに週末。

そりゃ~,歳取るよ。

でもそれはある意味幸せって事なんだろうな、と。

普段な特別でない毎日を家族で穏やかに過ごせている。

これってある意味、すごく有り難い事なんじゃないかと。

何でもない毎日、

行ってらっしゃい。

と送った子供や主人がまた同じ姿で帰ってくる。

疲れて帰ってきて悪態つかれて、ムッとくる事もあるけど、無事に今日も戻って来てくれて本当に有り難う、だ。

幼い頃に母を亡くした話しを聞いて、子供を持つ前はただただ子供が可哀想と思ってたけど、自分が母になってからは、こんなに小さい我が子を置いて先立たなくてはいけないなんて,死んでも死にきれなかっただろうに。と母親の気持ちを考えると泣けてくる。

同じ話しでも映画でも子供の頃と子供を持ってからでは見方が大分変わった。

母の望む親孝行。って何だろう?

自分が我が子に求める親孝行って何だろう?

なんの親孝行と言う親孝行もした事がないけど、出来るうちに出来るだけしておきたい。

取り合えずは冬休みに孫の顔を見せに行く事が決まってる。

時間は誰にでも平等に与えられている、使う人によって充実しているか、そうでないか。

時間は有限なんだ。と気付いている人ほど、上手く使えているのかもしれない。





by mj-singapore | 2017-11-07 10:28